ここでは、僕が場づくりに至った背景を紹介します。
僕は、東京生まれの東京育ち、三兄弟の長男です。口下手で教育熱心な父親、料理好きで底抜けに明るい母親のもとに生まれました。
大学院専攻は化学で、理学修士を取りました。就職活動では、日系メーカー、日系コンサルティング会社、ネットベンチャーの3つの選択肢に迷い、日系メーカーに就職しました。とても運が良いことに製品化に成功するも、チームとの温度差を感じ、キャリアを企画職に変更。研究開発をすっぱりやめました。しかし、このあたりからはたらきの悩みが顕在化していきます。
はたらきとは、何なのだろう。
はたらきを決めている会社の仕組みを理解してたくて、経営大学院へ進学。いままで知らなかった会社の仕組みを知ることができ、ここで学んだことが自分のはたらきを変えると、そう信じていました。そこにやってきたのが、東日本大震災です。日本を揺るがす天災に、大きく心を揺さぶられました。が、そこで、復興に獅子奮迅の活躍をする経営大学院の同期に衝撃を受けます。自分との圧倒的な覚悟、行動、思想の差に気がつきます。
なぜ自分は動けないのか!?
責める日々を送りました。このままではいけない。自己を振り返り、内省する必要があると思うに至り、コーチングを学ぶことにしました。学ぶにつれ、自分がいままで扱っていなかった領域に光が当たることを感じ、自分自身もクライアントとしてコーチングを受けました。自己の探求の旅を続ける中で気がついたのは、場づくりの存在です。僕を救ってくれた場には、暖かなファシリテーターが常にいて、能力や結果ではなく、僕の存在自身に大きくYESを投げかけてくれていたのです。
人の関わりというのは
なんて大きいのでしょうか。
僕の人生を変えてくれたのは、人でした。広く暖かな心が僕を救いました。今度は、僕の番です。僕が誰かの背中を押し、いつの日か、人生を変える場を作りたい。そう願うようになりました。それから僕は人に関わり、変容を促すファシリテーターとして、場づくりをすることに決めました。
場づくりは、参加してくれる方と、共に創り上げるものです。来てくれた方が居心地良く、穏やかに過ごせる時間になるよう、精一杯取り組みます。